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2006年2月18日 (土)

魔障ヶ岳 / 諸星大二郎

あれ、前の書き込みからもう2週間近く経ってしまってる。

このままでは、またずるずる書かなくなってしまうので、とりあえず漫画の話でも。

40歳になったのをきっかけに漫画の購入をやめたのですが、ひとりだけ例外があって、それが諸星大二郎さんです。

遠い昔(中学生か高校生の頃だったと思いますが)少年ジャンプで「生物都市」という短編読んで以来ファンになり、新刊が出れば自動的に買うという状態が続いています。

ただ困るのは、短編が多い作家のため、色んな短編集が組まれて作品が重なってることが多く、買ってみたら全部読んでいたというケースが結構あることです。それでも表紙が違ってるだけで欲しくなるんですけどね。

神話や古代中国を題材にした作品が多いのですが、独特の絵柄と、ちょっと他の作家にはないイマジネーションに魅了されてます。色々連作ものを書いておられる中で最近新刊で出たのがこれで、稗田礼二郎という考古学者が主人公のシリーズです。未完の作品がたくさんあるので早く書いて欲しいんですが、いつになることやら。「妖猿西遊伝」なんか1巻が出てからもう20年も経つのにまだ終わってないし。まあ気長に待ちます。

Kokolog6

2006年2月 5日 (日)

快楽の館 / アラン・ロブ=グリエ

最近、昔読んだ本を実家から何冊か持って帰ってきて、少しづつ読み直してます。この本もその中の一つ。多分大学の頃に読んだはずだと思うんだけど読み直してみたら全く内容を覚えてませんでした。

結構ややこしい話なので当時、わけが分からなくなって途中で投げ出したのかもしれません。

ロブ=グリエは当時ヌーヴァーロマンの代表的作家ということで結構有名な作家だったんですが、僕が読んだのはこれと、「消しゴム」という作品の2冊だけ。大学の頃は正直あまり面白いと思わなかったんですが今回読み直してみたら結構面白かった。

僕が読んだ2冊は、どちらもちょっと探偵小説のような趣があって、殺人事件が起こったりしますが、結局なにも解決されないというパターンの話です。特に「快楽の館」は犯人はおろか誰が殺されたのかということもどんどんあやふやになってしまうし、語り手だと思ってた人物が別の場面では第3者となって出てたりして「それじゃ、いま語ってるのは誰?」という疑問を持ったまま読み続けることになったりします。その他、全ての登場人物の名前が途中で微妙に変わっていったり、同じ場面が何度も何度も繰り返されるのだけれど、その内容がこれまた少しづつ変わっていったりと読み手を非常に混乱させるスタイルで書かれてます。

少し前にロブ=グリエの新作というのを本屋で見かけたんですが、これも探偵小説仕立てのようでした。面白そうなので読んでみたいと思ってるんですが、最近の本は高いのでなかなか買う勇気が無くてそのままになってます。どなたか読んだ人がおられたら感想をお聞かせください。

Kokolog5

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