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2006年2月 5日 (日)

快楽の館 / アラン・ロブ=グリエ

最近、昔読んだ本を実家から何冊か持って帰ってきて、少しづつ読み直してます。この本もその中の一つ。多分大学の頃に読んだはずだと思うんだけど読み直してみたら全く内容を覚えてませんでした。

結構ややこしい話なので当時、わけが分からなくなって途中で投げ出したのかもしれません。

ロブ=グリエは当時ヌーヴァーロマンの代表的作家ということで結構有名な作家だったんですが、僕が読んだのはこれと、「消しゴム」という作品の2冊だけ。大学の頃は正直あまり面白いと思わなかったんですが今回読み直してみたら結構面白かった。

僕が読んだ2冊は、どちらもちょっと探偵小説のような趣があって、殺人事件が起こったりしますが、結局なにも解決されないというパターンの話です。特に「快楽の館」は犯人はおろか誰が殺されたのかということもどんどんあやふやになってしまうし、語り手だと思ってた人物が別の場面では第3者となって出てたりして「それじゃ、いま語ってるのは誰?」という疑問を持ったまま読み続けることになったりします。その他、全ての登場人物の名前が途中で微妙に変わっていったり、同じ場面が何度も何度も繰り返されるのだけれど、その内容がこれまた少しづつ変わっていったりと読み手を非常に混乱させるスタイルで書かれてます。

少し前にロブ=グリエの新作というのを本屋で見かけたんですが、これも探偵小説仕立てのようでした。面白そうなので読んでみたいと思ってるんですが、最近の本は高いのでなかなか買う勇気が無くてそのままになってます。どなたか読んだ人がおられたら感想をお聞かせください。

Kokolog5

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