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2006年4月17日 (月)

レム死去

大好きな作家スタニスワフ・レム氏が3月27日亡くなられたというニュースを先ほど聞きました。

高校生の頃つまらぬ授業中に先生の目を盗んで早川SF文庫の「ソラリスの陽のもとに」を読んでワクワクしてた事を思い出します。当時ミステリやSFものばかり読んでいた私が徐々に現代文学方面へと読書傾向を変えていくきっかけになった作家のひとりです。

国書刊行会から現在刊行されているレム選集の中の1冊で新訳のソラリスを再読し、再び興味を持ち始めていたところだったのでショックです。

好きな作家が次第に亡くなっていくのは寂しい限りですが、その分自分が年を取ったということなのでしょう。

2006年4月15日 (土)

フローティング・ワールド・ライブ / ソフトマシーン

ソフトマシーンというバンドが一般にどのくらい有名なのかわかりませんが、当時はそれなりの知名度があったように思います。イエスやキングクリムゾンなどが一般のリスナーにも有名だったのに比べ、ソフツはプログレファンにとっては有名だったという感じでしょうか。これはそのバンドの75年1月のライブで、ドイツのラジオ番組用の録音テープが発見されて今回発売となったもののようです。私はソフトマシーンのファンではありませんが、この時期だけこのバンドにギタリストとして在籍していたアラン・ホールズワースのファンだったものでつい買ってしまいました。彼の加入によりバンドの方向性がかなり変わってしまったこともあり、生粋のソフトマシーンファンには不評だったかもしれませんが、私はホールズワースの加入した「収束」というアルバムしか聴いた事がないので比較できません。今回のライブはその「収束」発表直後のものということで期待して買いました。

このホールズワースというギタリストはものすごいスピードで流麗なフレーズをひたすらに弾きまくるという人ですが、ひとによってはダラダラ弾きまくる彼のスタイルがダメという人もいて賛否両論といったところです。

ご本人はかなり気難しい人なのか、一つのバンドに長くいることがなく、色んなバンドを渡り歩いてきてます。マイルスデイビスにもさそわれたけど断わったという噂をきいたこともありますが、ホントかどうかは定かではありません。このところは自身のバンドで地道に活動してるようです。

コマーシャリズムとは無縁の人で、昔、子供のミルク代を払う金がなくて、持ってる楽器や機材を売ってしまったとか、生活に困って楽器屋でリペアマンをやってるなどといった記事を音楽雑誌で見かけたこともあります。既に相当有名になってからの話ですから、信じられない話なんですが。そういえば前に書いたスティーブ・カーンも一時廃業をまじめに考えたと言ってるのを読んだ事があります。きびしい世界だなあ。

さて、このアルバムでは若い頃の演奏だけあって少々荒削りな感ですが、やはり弾きまくってます。近年の演奏には見られないロックっぽいフレーズも出てきたりして面白かったです。

しかしこの頃のロックの演奏は、このソフトマシーンに限らず、かなり即興の要素が大きいですね。最近のロックバンドの曲はかなりきちっとアレンジされたものが多くなってきているような気がします。私はどちらかというとあまりきちっとしてない方が好きなんですが。

ついでながらソフトマシーンのバンド名は「裸のランチ」で有名なバロウズの小説のタイトルから取ったものだと思いますが、読んでないのでどんな小説かは知りません。バロウズの小説についてはその昔、「ノヴァ急行」というのを読んで全く訳がわからず、以降避けたまま今日に至っております。

Kokolog8

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