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2006年6月 3日 (土)

Bright Side / Wolfgang Muthpiel Trio

ウォルフガング・ムースピールの新トリオによる新譜が出てたので買いました。この前のギターソロ作品は今ひとつ良く分からなかったのですが今回のは期待以上に良かったです。

ムースピールはオーストリア出身のギタリストですが、世代的にはジョンスコフィールド、パットメセニー等の後ぐらいの人です。今は活動拠点をどこにおいてるのかよくわかりませんが、バークリー出のはずです。「ローデッド・ライク・ニュー」というCDを聞いて以来、私の中では好きなギタリストの一人となっています。

このところ、ベースのマーク・ジョンソン、ドラムのブライアン・ブレイドというトリオでスタンダードやオリジナルのCDを作ってきていますが、今回はメンバーを変えての新トリオ。リズムセクションは知らない人ですが双子みたいですね。

以前のムースピールはテクニカルでとんがった演奏が多かったのですが、このところのトリオでは、あまり早弾きなどもなく、クリアで繊細な美しい演奏を披露しています。無駄な音を控えて、シングルトーンによる空間の多い演奏が非常に良いです。和音によるプレイもところどころに見られるんですが、大変面白いです。この辺の感じはどうもミック・グッドリック影響じゃあないかと思います。

ムースピールの演奏は「シンプルながら少々変」という感じなんですが、その変な音使いを変だと感じさせないところにセンスの良さが出てると思います。メロディーもシンプルで美しいものが多いのですが、だからといって決して甘ったるくならないのがいいです。それとヨーロッパ出身のせいかあまりブルースっぽくないですね。今回のCDも基本的にはジャズですが、クラシック、現代音楽、民族音楽など様々な要素を消化して幅の広い内容になってます。

もっと人気が出てもいいと思うのですが残念ながら日本発売はここ数年ないですね。Kokolog9

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