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2008年7月28日 (月)

覗く人 / ロブ・グリエ

今回の舞台は、離島。主人公が生まれた場所ということになってます。

ロブ・グリエの小説の舞台は小説ごとに変わっていて、しかし、かなり限定され、拘束力の強い場所になってます。大抵そのひとつの場所においてのみ話が進行していきます。その限定された舞台設定の中で、徹底した情景描写と主人公の意識の内部の客観的記述のみで語られる小説という感じでしょうか。徹底した描写の中に少しづつ主人公の意識が侵入してくるあたりがなかなか緊張感があり、ちょっとサスペンス風に楽しめるわけです。ロブ・グリエの小説には大抵犯罪がからんでくるので心理サスペンス風にも読めます。今回の主人公マチアスも犯罪を犯し、そのアリバイ工作をしたり、証拠を残してないかびくびく考えたりして探偵小説のようでした。

話は変わりますが、先ほど新聞のテレビ欄でナボコフのロリータを読み解くという内容の番組を見つけて少し見てみました。しかし、あまりにつまらない、的はずれな内容だったので途中で耐えられなくなり見るのやめました。ホントに初めの方しか見てないので、ひょっとしたらその先に見るべきものが会ったのかもしれません。一応録画しておいたのですが、果たして続きを見るべきかどうか・・・。

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