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2013年4月14日 (日)

The Next Day / David Bowie

このところ、あまりフォローしてなかったので最近の動向をあまり知らなかった僕にとっては突然の新譜でびっくりしました。

ネットでPVをみて実にボウイらしい内省的な曲だなあと思いましたが、全体のイメージはちょっと違いましたね。全体にかなりシンプルな音作りで非常に元気にロックしてます。曲も短いし、だれることなく最後まで一気に聞けます。
ところどころに過去の作品の断片みたいなものが聞けて、あ、これロジャーのあの曲のソロみたいだとかジョー・ザ・ライオンのフリップみたいだなとか、このベースラインはあれに似てるなとか思いながら聞きましたが、わざとそういう作り方をしたのか、僕がそう思っただけなのかよくわかりません。でもヴァレンタインズ・デイなんかジギースターダストに入っててもおかしくない感じだしなあ。ジャケットデザインも衝撃的でしたね。タイトルからは「新しい一歩」的な印象を受けましたが、僕としては新しさよりむしろボウイらしさを強く感じました。いずれにしても久しぶりの傑作だと思います。全盛期を超えたとは言いませんけど。
Dbnextday

2013年4月13日 (土)

ドグラマグラ / 夢野久作

kindle版2作目は夢野久作のドグラマグラを読んでみました。これも無料ダウンロード。

夢野久作は昔から興味がありながら読む機会のなかった作家です。題名や当時の文庫本のエロティックなカバー絵(米倉斉加年さんだと思う)に興味津々だったのにね。もともとSF小説ばかり読んでいて、その後翻訳ものを中心に読んできたため日本文学に疎い僕ですが、この青空文庫のおかげで読書傾向が変わってきちゃいました。
さてドグラマグラですが、かなりけったいな小説でした。記憶を失った美少年が主人公なんですが、記憶がないせいで物語がかなり錯綜しており、時系列の把握がちょっとむずかしいです。その上主人公が精神的に不安定なためどこからどこまでが真実なのかよくわからない、誰が本当のことを話しているのかよくわからないという状態のままストーリーが進行していきます。ところどころで辻褄があったり、よくわからないままだったりという感じで、後でちゃんと検証してみないと不明な部分が結構残りました。ほとんどの部分が、新聞記事、報告書、研究論文、といった形で書かれており、そのあたりがなかなか面白かったです。かなり猟奇的な内容なんですが、近年の映画、小説に慣れた目で見れば描写としてはさほどショッキングなものではないです。
でもこれまでスルーしてきた日本の作家の作品が意外(?)にも非常に斬新であることが再発見できて、それだけでもkindle買った意味がありましたね。

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