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2017年1月 3日 (火)

ルビコン・ビーチ / スティーブ・エリクソン

正月休みで暇なので読書が若干進みました。エリクソンのルビコンビーチが文庫で再発されていたので再読してみました。もともとこの小説をピンチョンがえらく褒めてると聞いて読んだのがエリクソンを読み始めたきっかけなので20数年ぶり(になるのかな)の再読ということになります。

でも例のごとくほぼ何も覚えていませんでした。残ってたのは印象だけだったんですが、その印象も今回読んでなんとなくかわりましたね。どう変わったかはちょっと説明しにくいです。

「Xのアーチ」とずいぶん呼応する部分があってそのあたりが面白かったです。エリクソンの小説の面白さは物語の整合感がふつうの小説と違った質を持っているというかなんというか。はっきりいって合理性がなく、つじつま合わせもなく、にもかかわらず物語が成立しているという不思議な世界とでもいうか。ちょっと安部公房の「密会」とか「カンガルーノー^ト」あたりの夢の論理性みたいな話の繋がり方を思い出します。

・・・そういえば安部公房全集、まだ全然読んでないなあ。死ぬまでに読めるんだろうか。

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