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2015年8月19日 (水)

時計仕掛けのオレンジ

ちょっと前に「2001年」とのカップリングで異常に安い値段で出てたDVDを買っておいたのを、このお盆休みに観ました。何十年ぶりかなあ。映画館で観たのはまだ学生の頃だったと思います。当時えらい感激した覚えがあって、あの感動をもう一度と思って観たのですが、正直に言うとそれほどの感動はありませんでした。

理由はいろいろあるんですけど、一つには当時斬新だったファッションやデザインなどが今やさほど先進的に見えなくなってしまっていたこと。それと年のせいかあまり暴力的な映像が好きではなくなったこともあるかもしれませんね。

とはいえ、傑作であることに間違いはないのだけど。

そういえばこの前に観た「未来学会議」にキューブリックのパロディがありましたね。「ストレンジラブ」の爆弾にまたがって落ちてくシーン。あの映画もずいぶん昔に観たっきりで内容覚えてないですが、あのシーンは有名だから。

全然関係ないけど盆休みの〆に山下和仁さんのコンサートを聴いてきました。バッハ3曲。

目玉はやはりシャコンヌですね。今回の山下さんの演奏は特に良かったと感じました。ギターの音もクリアで美しかった。山下さんは本当にギターの音色の使い分けがうまいですね。あの運指で弾きながら右手の位置を細かく変える技量はすごいです。アンコールに5回もこたえてくれたし。しかし早いパッセージ、スピードが速すぎて耳がついて行かない感じ。あんなに早く必要はないんじゃないかなあ。

2015年5月 6日 (水)

インヒアレント・ヴァイス

昨日、インヒアレントヴァイスを観てきました。

ピンチョン初の映画がつくられたことは大分前に聞いてましたが、まさかもう公開されているとは思っておらず、あせりました。

予想通り、映画館はがらがらで6名程度しか観客がいない状態。4月初旬から公開されていたようなので、もしかしたら公開当初はちゃんと人が入っていたのかもしれません。

映画の内容はほぼ原作通りと言っていいと思います。あの内容を2時間半に収めた監督の手腕は大したものだと思いました。70年ごろのポップスがバックに流れるのですがニールヤングが2曲使われてました。主演男優の頬髯がニールヤングっぽい感じだったので、なにか思入れがあるのかもしれません。原作通りドラッグの吸飲シーンが多々出てくる上、そのことにあまり否定的な感じではないので、そのせいかどうかわかりませんがR指定がついてましたね。それとも性交シーンのせいかなあ?

原作自体ピンチョン作品としては珍しくかなりストレートな探偵小説なので映画の方も特に難解さも感じず普通にみることができました。今後ピンチョンの他の作品が映画化されることはちょっと考えにくいから、たぶんこれが最初で最後だろうなあとおもいつつ、つい映画のパンフレットまで買ってしまった。ミーハーだなあ、俺。

2011年7月10日 (日)

スーパー8

あまりの暑さに、涼しいところへ逃げ込む目的でひさびさに映画を観に行きました。「スーパー8」っていうやつを見ました。面白かったし、映像もすごい(最近の映画はみんなそうですけど、CG技術の進歩はすごいですね。)。
ただ、このところ見るエンタメ系の映画ってみんな内容を詰め込みすぎなんではないかという気がします。いろんな要素が入りすぎててかえって焦点がぼけてしまうというか、深みが感じられないというか、忙しいというか・・・。年のせいでテンポについていけないだけかな。

2011年4月19日 (火)

メメント

録画しておいた「メメント」という映画を観ました。記憶が数分しか保てない男が妻を殺した男に復讐をするため、その男を探すという話。記憶が保てないというところがミソで、そのため時系列を逆転、あるいは入れ替えたり、同じ場面を何度も繰り返したりという編集がなされていて非常に混乱した状況を作り上げています。ちょっと以前観た「21g」という映画を思い出しました。

主人公は記憶が保てないという設定なので同じ人物に何回会ってもそれが誰かわからないため、写真と自分が書いたメモで判断することになります。また重要と思われることを自身の体に入れ墨として残すというようにして犯人に繋がるヒントをなんとか得ようします。

新しい記憶の保存ができないという症例は実際にあるようで、以前何度かTVで見たことがあります。それを利用して、自分の周りの人間が誰一人信用できない、自分自身の判断すら信用できないという一種の極限状態をうまく作り上げていると思いました。ちょっとフィリップ・K・ディックの小説のような不安感溢れる映画です。結末はなんともすっきりしないものなんですけど、このあたりは観る人によって感じ方が別れるところだと思います。

最後のエンドロールでどこかで聞いたような歌が流れてきて、あれ?と思ったらデヴィッドボウイでした。

2009年11月23日 (月)

ノスタルジア

随分前に録って置いたタルコフスキーのノスタルジアを観ました。この映画以前観たような気がしてたんですが、覚えてるような、覚えてないような・・・。

タルコフスキーについては随分前に何本か観てるんですが、まあよくわからない映画です。

最初に見たのはたぶん「ソラリス」だと思うんですが、SF映画の傑作という触れ込みだったので観たけどそうかなあ?という感じでした。原作がレムだったから観たようなもんです。

その後「ストーカー」「サクリファイス」なんかを見た気がしますが、なんだがよくわからなかったですね。

それで今回数十年の成長の後、観たら感想が変わるかと思ったけど、やっぱりよくわかりませんでした。人間なかなか成長しないもののようです。

じゃあなんで何回も観るのかというと、やたら映像がきれいなんですねえ、この監督の映画は。

水でべちゃべちゃした感じの映像が多いんですけど、これがなんとも言えず美しいわけで、それだけのために観てる感じです。

2009年1月 5日 (月)

シャイン・ア・ライト

遅ればせながら明けましておめでとうございます。

正月の間ダラダラ過ごした中、3日にスコセッシ監督のシャイン・ア・ライトを観て来ました。ストーンズのライブドキュメントです。ストーンズのライブ映画は過去にもありましたが、

ほとんど野外かスタジアムのような広いステージでのものだったと思います。今回は劇場内でのコンサート。しかし、年齢を感じさせないミックジャガーの動きは感動ものでした。

1曲目がスタートした瞬間、思わず声を上げスタンディング・・・・かと思ったら、皆さん非常に静かに鑑賞しておられ、こちらもせいぜい足でリズムを取る程度でおとなしくしておりました。少々欲求不満が募りましたが、内容は文句なし。

キースリチャーズもますます顔の皺が増えましたが、あの奇妙な腕使い(?)も相変わらず。途中何人かゲストが登場しましたが、バディガイの貫禄にはびっくりしました。スコセッシもこの人のアップを相当長い時間スクリーンに留めていましたが、非常に良い顔でした。

ストーンズは過去何回か来日してますが結局一度も観てません。ミックだけはソロで来たときに観ましたが、やはりストーンズ独特のサウンドとは違ったものでした。

もう来日はないかなあ・・・・

2008年9月15日 (月)

コレラの時代の愛(映画)

今日観てきました。映画化されてることすら知りませんでした。

新潮社がマルケス全集の目玉として出版した小説の映画化ですが、なかなかよかったですよ。近頃俳優の名前などにも疎くなってしまって、誰だか知らないんですが主役の男優も女優も大変魅力的でよかったし、映像も大変美しく、漏れ聞いたところではマルケスの母国コロンビアで撮られた映画のようです。

大筋原作の流れに沿ったストーリーとなっており、ひとりの男が一目惚れした令嬢を50数年間追い求めるというような内容なんですが、見てない人もいるだろうからあまり詳しくは書きません。

小説は大変長いんですが、うまくまとめたなあという感じです。少々中だるみするのではないかと予測して観に行ったんですが、最後まで飽きることなく楽しめました。

でも正直あまり若向けじゃあないですね。

小説のほうは終わり方がすごく好きなんですが、映画の方ではそこのところが一ひねり分はしょられていて、それだけが不満です。その分ちょっとキレが悪い感じがしましたね。

でも全体としては二重丸です。

今日は映画の割引デイだったようで、結構大勢の方が観にきてましたよ。年齢層高めでしたが。

マルケスの小説は結構映画化、舞台化などされてますが、そのうち超有名作の「「百年の孤独」も映画化されたりするのかな。(僕が知らないだけで既に映画化されてるかもしれないけど。)

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